2022年、arucoから「あんかけ焼きそば、食わないか」という記事が出た。
結論からいうと、今回はその続編にあたります。
参考：https://sapporohassamu.aeonmallhokkaido.com/lp/aruco/detail/aruco_379823.html

4月、世の中は様々なはじまりを迎える。歓迎会などで飲食する機会も増えるタイミング。あわただしい日々の合間で、ほっとする食事はないだろうか・・・？となれば、チャーハンしかない。

というのは編集長の気まぐれでしかありませんが、arucoもそろそろ2周年！原点回帰を考え、過去記事になぞった「食わないか」シリーズをお届け！今回は「チャーハン」にフォーカスします！

今回は以下の4店にご協力いただき、取材班で全力レビュー！
・リンガーハット
・満龍
・暖龍
・王華

4店のチャーハンをすべていただいたサマリーを先にご紹介します！

変化を迎えたお店も、そうでないお店も混ざり合う中、どのお店もパラパラより「しっとり」した食感がお客さまから求められることが増えてきたようです。とはいえ、おうちで味わうチャーハンとは違うからこそ、チャーハンは奥が深いのです・・・！

というわけで、さっそくレビューへGO！

エントリーNo.1 リンガーハット

半チャーハン330円(税込)・辛味噌50円(税込)　フードコートを駆け抜けるファストレーサー！500円(税込)でおつりが来るコスパ！

長崎ちゃんぽんで名を馳せるリンガーハット。ちゃんぽんはもちろん、チャーハンもおいしさのあまり冷凍食品化するほど人気商品となっているではないか・・・！というわけで、さっそくいただきます。店頭では半チャーハンのみの提供となりますが、テイクアウトではレギュラーサイズも提供しています！今回は半チャーハンのご紹介です！

「ベーコンの風味がたまらない！焼き加減が絶妙！」

リンガーハットでは、お米を炊く工程からベーコンを一緒に炊き上げていることがチャーハンとしてのうまみの秘訣だとのこと。ベーコンの印象もあり、やや洋風な側面がありながらも、お店ならではの火力が生み出す香ばしさでまとまりのあるおいしさがたまらない！

また、店長の近藤さんから「味変」を薦められた。別途、50円(税込)で販売している「辛味噌」を加えるとよりおいしく楽しめるとのこと。

「からうま・・・！チャーハンめっちゃ進むじゃん・・・」

青唐辛子を中心にひき肉などで構成される辛味噌。おいしい麻婆豆腐を食べたときのソレに近いうまみを感じる・・・！少し洋風、ハイカラだったチャーハンがグッと中華感を前面に押し出してくるこのインパクトはクセになります！

なお、この辛味噌×チャーハンにはこんなエピソードが。

近藤さん「かつてバイトしてくれていた子が、間違って辛味噌をチャーハンに入れちゃったんですよ」

店長近藤さん。当時の思い出を語ってくれました。

いわゆる「オペミス」から気づきがあったそう。

数年前、チャーハンを調理するアルバイトの方が誤って辛味噌を投入したことにご自身で気づき、お客さまへ提供する前に近藤さんへ報告。報告を受けた近藤さんは「作り直しにしよう」と指示を出したものの、出来上がった辛味噌チャーハンが気になり、その日のまかないとして食べたところ・・・めちゃくちゃおいしいじゃん？と、逆に気に入ってしまったとのこと。

正式なメニュー化には至っていないものの「チャーハンの味が良い意味でシンプルだからこそ、辛味噌もほかのメニューも引き立つ。特に辛味噌チャーハンは、こっそり自信があります・・・！」と、短い取材時間の中、なんともエモいエピソードを披露してくださいました！リンガーハットさん、リアルに商品化どうですか・・・？

半チャーハンとはいえ、ご飯茶碗一膳くらいはあるので「ちょっと食べたいな」というときには最適！なにより辛味噌の味変は衝撃的でした・・・物価高が生活に影響する昨今、400円(税込)以下で楽しめる素敵なチャーハンがリンガーハットにはありますよ！！！！

エントリーNo.2 満龍

チャーハン　通常　800円(税込)　王道 of 王道 変わらない・変えない珠玉

プライベートでもお邪魔する満龍さん。多くのリピーターの方があんかけ焼きそばやラーメンを求めているのと同時に、チャーハンも人気抜群！改めてしっかり味わってみたいと思います！

「たまごの甘みがすごい前に来る！塩気とコショウのバランスが絶妙！」

主任の石井さんは満龍のチャーハンを「とにかくシンプル。だからこそ、丁寧さが重要なんです」と語ってくださいました。先ほどのたまごの印象についても、たまごを投入するタイミングや火加減・油の温度を見極めながら、お米とともに「ふわっと・しっとり」を実現していることから、やはりたまごが味のポイントであることに間違いはないとのこと！

主任石井さん。熱意のこもった「ふわっと・しっとり」を身振りで説明してくださったのでより味わい深くなりました！

シンプルとはいえ、香りだけでお腹が空いてくる。鼻腔をくすぐる香りが、カンカンに熱された中華鍋を髣髴とさせる。視覚に感じる湯気の熱気、うまみの産声かのような「ジュワ～・・・」っと響く旋律の無い至福のメロディ・・・。満龍の長い歴史の中で、チャーハンのレシピはほとんど変わっていないそう。シンプルゆえに、腕はもちろん素材の活きを見極めて常に最上を提供する。だからこそ、多くの方に長く愛されているのではないでしょうか！

なお、イオンモール札幌発寒店では紅しょうがを別盛りにされています。お好みが分かれることもある一方、紅しょうがの酸味が味変ポイントでもありますね！

サイズがハーフ・通常・ジャンボで分かれているので、こちらもセットで楽しんでいただける一方、しっかりチャーハンを楽しみたい方にもオススメです！

エントリーNo.3 暖龍

町中華風チャーハン　972円(税込)　豊かなバリエーションの先に行き着いた、シンプルイズベスト

aruco中華部門ですっかりレギュラー枠として定着しつつある暖龍！(いつもありがとうございます！)これまで、あんかけ焼きそばやラーメン、餃子などなどを紹介して参りましたが、果たしてチャーハンはどうなのか！高まる期待に応えてくれるのかぁーーーー！！！

これまで数種類あったチャーハンの品数を見直し、シンプルなチャーハンを追求したところに誕生したのが「町中華風チャーハン」とのこと。かつて提供されていた様々なチャーハンを思い返しながらいただきます！

「チャーシューのアクセントがたまらない・・・！うまみの火力が最高・・・！」

先にご紹介した満龍は味に心地よいしっかりさがある一方、暖龍は香りを軸にチャーハン自体は口当たりが軽いながらもうまみの利いたチャーシューがもはや食のトラックメーカーと化しています・・・！

暖龍ではとにかく火力を大事にしており、素材や根本的な味付けはもちろん、火力で引き立つ香りとうまみを徹底的に研究されているそうです。その結果、軽快な食べるリズムを作りながら、ところどころでインパクトを覗かせるチャーシューのウェイトがたまりません・・・！

今回、食べきれなかった分は取材班で持ち帰り、その日の夜に冷たいままいただいてみました。冷蔵庫から取り出してそのままいただきましたが、うまみが損なわれていません！これは、暖龍が意識する火力がもたらす香り高さが生む、素敵な副産物・・・！

エントリーNo.4 王華(おぉーか)

あんかけ蟹玉チャーハン　780円(税込)　色あせないチャーハン界のアイドル

ほぼ2年ぶり、2回目の登場「王華(おぉーか)」！王華といえばこれですね、ご存知の方も多いのではないでしょうか！

って、懐かしのロゴじゃない。王華の代名詞でもある「あんかけ蟹玉チャーハン」のご紹介です！

今回ご紹介してきたチャーハンの中ではキャラ立ちがはっきりしており、根強いファンも多いこの商品。読者の方も「これこれ！」と思う方も多いのではないでしょうか！説明は一回割愛して、画角に溢れるおいしさをご堪能ください！

見てるだけでおいしいですよね。どのチャーハンもおいしいことに変わりないものの、ひと手間ふた手間かかっているこの子はチャーハン界のアイドルといっても過言ではないでしょう！

「どっちも『だし感』がしっかりある。うまみとうまみの掛け算か・・・？」

絶妙な半熟加減のふんわりたまごに、鶏ガラが利いた「あんかけ」・・・しっとりしても食感が崩れないお米・・・もはやチャーハンのオーケストラです。見た目の華やかさはもちろんのこと、それぞれが混ざり合ってもきちんとうまみの均衡を保っています！

時間の経過とともにご飯に染みていくうまみは、食べ進める満足感とともに少しずつうまみの表情を変えていき、あっという間に完食・・・！

なお、こちらの商品もイオンモール札幌発寒での開店当初からレシピは変わらず、長く愛されるロングセラー商品となっています・・・！
※当商品はお持ち帰りでのご提供は行っておりませんので、ぜひお店でご堪能ください！

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チャーハンって、メニューで悩んだときに後回しになってしまうこと、ありませんか？
ラーメン屋さんや中華屋さんに足を運んだとき「いつでも食べられる」という安心感からか、ついついほかのメニューに目がいってしまうこともよくあります。

でも、今日はチャーハンにしませんか？この記事を読んでお腹が空いたら、それはチャーハンの合図です。イオンモール札幌発寒には、チャーハンを選ぶ楽しみが待っています。

※本取材を行った日は多数のお客さまが来館されていたため、各店頭ではなく別場所にて取材を行っております。
※一部商品を除き、取材中に食べきれなかった商品は各店舗に確認の上、取材班にて持ち帰りの上、おいしくいただきました。

【リンガーハット イオンモール札幌発寒店】
電話番号：011-668-0855
住所：北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒3Fフードコート内
営業時間：9:00～21:00　L.O.20:30
URL：https://sapporohassamu.aeonmallhokkaido.com/shops/detail/128

【満龍 イオン発寒店】
電話番号：011-668-3203
住所：北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒3Fフードコート内
営業時間：10:00～21:00　L.O.20:30
URL：https://sapporohassamu.aeonmallhokkaido.com/shops/detail/103

【暖龍 イオンモール札幌発寒店】
電話番号：011-661-6000
住所：北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒1Fレストラン街
営業時間：11:00～21:00　入店ストップ・L.O.20:30
URL：https://sapporohassamu.aeonmallhokkaido.com/shops/detail/62

【王華(おぉーか) イオンモール札幌発寒店】
電話番号：011-669-5495
住所：北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒3Fフードコート内
営業時間：9:00～21:00　※9:00～10:00の間はドリンクのみ　L.O. 20:30
URL：https://sapporohassamu.aeonmallhokkaido.com/shops/detail/18