山本のハンバーグの誘惑に耐えられなくなったので行ってみた
「山本のハンバーグ、行くしかない。」
2023年3月のオープンから随分日が経ってしまったが、それには理由がある。
じっくり取材派のaruco取材班は訪問のタイミングを見計らっていた。
こんなにグラマラスなメニューに、約半年以上我慢を重ねていたが・・・
もういいよね!?山ハンさん、味わわせてください・・・!
と縋るような気持ちで取材を申し込み、実際におじゃましてきました!
これが人気No.1メニュー「山本のハンバーグ」
見た目もさることながら、熱された器から立ち上る香りがたまらない・・・。
フレッシュなお肉だからこそ感じられる心地よい肉々しさと、香ばしいデミグラスソースが調和した豊かな香りが鼻をくすぐり、食べる前からすでにおいしい。
ハンバーグの上のフワフワの正体は、メレンゲにマヨネーズを加えたオランデーズソース。温かいうちにハンバーグを割ると、旨味が凝縮された肉汁が溢れ、中からゴルゴンゾーラチーズとキノコのクリームソースがとろ~っと溶け出す。
口に運べば、ぎゅっと詰まったワイルドな肉の風味が広がり、デミグラスソースの深いコクとクリーミーなチーズの濃厚な味わいで口の中が幸福の嵐・・・。さっぱりと淡白なオランデーズソースが程良く中和し、飽きの来ない絶品な味わいへと仕上げる。
あまりのおいしさに、思わず一言。
「ごはん、進むわぁ~・・・」
普段、あまりお米を食べないという編集長がペロッと一膳を平らげる・・・。
舌はもとより、五臓六腑に染み渡る旨味がたまらない。
部活でへとへとになった帰り、山場を乗り切った仕事の後・・・
「うまぁ~~~~~!!!」と思わず口からこぼれ出る心の声がおいしさの何よりの証拠です!
取材班は箸を進めながら、イオンモール札幌発寒店店長・櫻井さんにお話を伺いました。
「山本のハンバーグ」おいしさの秘密
山本のハンバーグは、創業者の山本昇平さんが子どもの頃に味わった、母親の作ってくれたハンバーグが原点。「大人になってもわくわくする"ゴチソウ"としてみんなに楽しんで欲しい」という思いから生まれました。
安全な食材を吟味し、毎日手作りの料理を用意してくれた母親の"まごころ"を反映させたハンバーグ。そのおいしさの秘密は、一体何なのでしょうか?
教えてください、櫻井さん!
【おいしさの秘密 その1】
国産牛・道産豚を使用してます!
※写真はイメージ
お肉は国産牛と北海道産銘柄豚「夢の大地豚」の合挽きを使用。安心して食事を楽しんでもらうため、"生産地がわかる"ことを大切にしています。
なお、メニューによって牛と豚の配合比率を変えていて、「山本のハンバーグ」は牛の比率を高めることで肉々しさを引き立てており、その他のハンバーグは豚の比率が高くふんわりとした食感。お好みに合わせて、異なる食感や食べ応えを楽しめるのもポイントです!
【おいしさの秘密 その2】
お肉は毎朝、お店で挽いてます!
※写真はイメージ
冒頭、ハンバーグの香りの説明で「フレッシュ」と表現したのはこれが理由です!
ハンバーグの仕込みは毎朝、ブロック肉を挽くところから始まります。手作りのおいしさを味わってもらうための「まごころ」がこのひと手間に表れています・・・!
【おいしさの秘密 その3】
実は「味噌」がミソ!
※写真はイメージ
「山本のハンバーグ」に使われているデミグラスソースは、八丁味噌と和風だしがブレンドされており、どこか懐かしさを覚える味わい。程良い味噌のアクセントがハンバーグに奥深いコクを与えてくれます!
八丁味噌特有の酸味や良い塩梅の塩気が日本の食卓を思わせてくれて、箸が進む「ミソ」でした・・・!
ハンバーグだけに留まらない!こだわりの○○
櫻井さんの口から語られるこだわりの数々に「なるほど!だからこんなにおいしいんだ!」と腹落ちしながら、ハンバーグセットを食べ進めていた取材班。
一方で、こんな疑問が湧いてきた。ハンバーグ以外にも様々なこだわりがあるのでは...?櫻井さんに聞いてみました!
■毎月変わる!自家製野菜ジュース
「野菜が苦手なお子様も、飲み干してくれます!」
と櫻井さんが語るのは、ハンバーグにセットで付いてくる自家製のミニ野菜ジュース。毎月内容が替わり、レシピは各店舗のスタッフの方々が考案しています。
(11月のイオンモール札幌発寒店はりんご・ベリー・きゅうり・人参をミックス。酸味と甘みのバランスが絶妙で、すっきりとした味わいでした♪)
加糖は一切なく、野菜や果物の甘みだけでお子様でも飲みやすいように仕上げています。食前に飲むことがポイントで、その後の食事による脂肪の吸収や血糖値の上昇をおだやかにしてくれる期待も込められているそうですよ...!
■おかわり自由!羽釜で炊いたごはん
同じくセットで付いてくるごはんとお味噌汁はおかわり自由!
ごはんは、山本のハンバーグに1番合うお米として選ばれた宮城県産「ひとめぼれ」を羽釜で炊いています。強火で一気に炊き上げることで一粒一粒ふっくらとした食感に仕上がるのだとか・・・!噛むほどに広がる甘みはハンバーグの旨味をより引き立ててくれます!
また、お味噌汁もお客様から好評で、おかわりが絶えないとのこと!
実際、取材日は冷え込みもグッと強まった日ということも相まってか、編集長は「うまぁ・・・」とウソみたいに惚けた顔を覗かせていました。(「肌のコンディションが良くない」という本人の強い要望により、表情の掲載は見送り・・・)
■会話を大切にしたおもてなし
「お客様には笑顔で帰ってもらいたい」と語る櫻井さん。お客様がお帰りの際には極力感想を尋ねるようにしているそうです。
きっかけは櫻井さんが店長に着任する前、山本のハンバーグ本店を初めて訪れた時のこと。素材のこだわりや料理の説明など、スタッフの方々から丁寧なおもてなしを受けたことに感動し、「お客様との会話を大切にしよう」と決意したそうです。
自店のスタッフの方々にも「家族が来た時のように接客しよう」と伝え、お客様へのちょっとしたお声がけや心遣いを大切にしているとのこと。
お客様からの「おいしかった、また来るね」は、櫻井さんをはじめスタッフの方々のモチベーションにもつながっていると話してくれました。
初めて訪れたのにも関わらず、「おかえり」と迎え入れてくれるような温かさ。その正体はお店の方々の"まごころ"でした。食事を通じて感じた温かなおもてなしに、取材班も帰る頃には「プライベートでまた来ます!」と口にしていました。
素敵なお話をありがとうございました!そして、ごちそうさまでした!!!
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取材中、ハンバーグやごはん、お味噌汁を味わいながら、家族で食卓を囲んで笑い合った懐かしい思い出が蘇ってきました。創業者の山本さんが子どもの頃に食べた母親のハンバーグのように、"ゴチソウ"は幸せな記憶とセットなのかもしれません。
胃袋も心もホッとさせてくれる"ゴチソウ"。今日のランチやディナーにいかがでしょうか?
【山本のハンバーグ イオンモール札幌発寒店】
住所:北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒1F レストラン街
電話番号:011-688-9955
営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:00)