イオンのクリーン活動に参加してみた
「ゴミ拾い、出来る?」
どうも、ライターのちゃんヨコです!
唐突な連絡で私を困惑させるのは、いつものことながら編集長である。急にゴミ拾いだなんて、彼はまた何を思い立ったのだろう・・・?
よくよく聞くと、イオングループが取り組む「クリーン活動」の一環として、定期的に店舗周辺のゴミ拾いが行われているそう。今回は取材も兼ねて私たちもゴミ拾いに参加することにしたらしい。先に言ってよ、それを!!!!!大事じゃん!!!!!
「札幌って特に清潔だけど、これって誰かが清潔を維持してるからなのでは?」というので、クリーン活動に参加して実態を少しでも知ろう!というのが本心だったらしい。
というわけで今回もやってきました!
歩いているとじんわり汗をかくくらいの残暑残る9月。直前まで怪しい空模様でしたが、クリーン活動が始まる頃には青空が顔を見せてくれました。
クリーン活動とは?
各テナント従業員の方々が協力して行う、店舗周辺のゴミ拾い・清掃活動を指しています!
建屋の周りや、駐車場周辺などを重点的に綺麗にしていきます!
ナイロンベスト、トング、軍手、ゴミ袋が参加者ひとりひとりに配られた。
この日は総勢約40名の方々がクリーン活動に参加しました。私たち取材班も早速、ゴミ拾いに出発!誰よりも拾っていくスタイルで!
さっそく拾いに行ってみた
まずはバックヤードを出てすぐの駐輪場へ。特に目立ったゴミは見当たらず、すでに清掃が行き届いている様子。
そのまま店舗の周りをぐるっと一周することに。
おっと、道端になにか落ちてるぞ。
■小枝
ゴミと呼べるのか難しいけど、数もあったのでほっとくわけにもいかないと判断。
■枯れ葉
トングで拾いきれないときは軍手が活躍。季節を感じます。
・・・・ゴミらしいゴミが落ちてなくね?
ゴミ拾いと聞いて、お菓子のパッケージやタバコの吸い殻といった類の「ポイ捨てゴミ」を想像していましたが、目に付いたのは枯れ葉や枝、木の実など自然に還っていくようなものが多い。
冒頭の仮説のとおり、綺麗で清潔な状態が保たれているのは、地域のみなさんや清掃してくださっている方々のおかげではないか?と徐々に確信へ変わっていきます!
綺麗に咲いている花を見て、心を癒してもらっています。
ここで、一つ季節のクイズです!みなさんはこの植物、ご存知でしょうか!
植樹帯の中にオレンジ色の実を発見!
ちゃんヨコ「ミニトマトですかね、これ?」
編集長「ホオズキって知ってる???(ドヤァ)」
原稿を編集する中、不安になったのでGoogleレンズで検索したところ、
「ハマナス」だったようです。私たち2名が無学でした!ハマナスは北海道の花にも指定されているにもかかわらず、ミニトマトやらホオズキやら、認識が甘かったです・・・道民として深く反省します!なお、ハマナスはまたの名をローズヒップといい、ハーブティーやジャムなどに使われていますね!ドヤってごめん、ちゃんヨコ・・・。By編集長
季節の落し物。いがに入った栗なんて何年ぶりに見ただろうか。
しばらくそんな調子で歩いていると・・・
「あ゛!!!!!!!」
ちゃんヨコは、なにかをみつけたようだ!
■たばこの吸い殻
ゴミらしいゴミを発見!!!!!!
街を綺麗に維持してくださる方がいる一方で、中にはこういうゴミもあるようです。少し残念な気持ちになりますが、即座に回収・・・!
■ガム
路上にべったり貼り付いています。日があまり経っていないものはトングで取り除けましたが・・・
時間が経っているものは地面と同化し黒いシミに・・・。
■謎の部品
恐らく自転車本体から分離してしまったであろう、部品。
気付かぬうちにゴミを落としてしまっているケースもあると思いますが、うっかり落としてしまったゴミは誰かが片付けてくれていることを思うと、自分自身も普段から気を付けなければと改めて感じさせられました。
みなさん熱心にゴミ拾いされていて、1周し終わる頃にはゴミもほぼ目に付かなくなりました。
建屋を一周したところ、もう少しやってみようと判断してそのまま駐車場の外周へ。
植え込みの中までよーく目を凝らしてゴミを探します。
建屋の周りと異なり、落ちているゴミの種類も少し変化していきます。
■BB弾
最近はバイオBB弾も発売されており、土に還っていくものもあるそうです。プラスチックBB弾だと、量が増えればペットボトルが棄てられているのと変わりません・・・!
編集長「そんなに小さいゴミ、よく見つけられますね・・・」
ちゃんヨコ「両眼、2.0なんで!」
arucoも夏休みをいただいていたんですが、ちゃんヨコがいつも以上に元気でした。
こういう外ロケの方が良いのかな・・・。By編集長
背の高い植え込みゾーンは編集長にお任せ。
ここからは編集長が大活躍。植え込みの陰に投げ捨てられたゴミがたくさんあったので、のぞき込みながらひとつひとつ回収していました(編集長はゴミよりも四つ葉のクローバーを見つける方が得意らしい)。
■空き缶
見つけにくいところほどポイ捨てゴミが多く潜んでいる。都合の悪いことは世の中の茂みに隠れている!
■食品のパッケージ
意図的に捨てたわけでなくとも、誰かが片付けるのです。
スタートから約40分後、駐車場の周りも1周したところでゴミ拾い終了!最終的には袋いっぱいにゴミが集まりました。
取材班2人で集めたゴミ。
参加者のみなさんで集めたゴミがこちら。40Lのゴミ袋1.2袋分くらいでしょうか。
イオンモール札幌発寒の清水さんによると、クリーン活動ではこのくらいの量のゴミが回収されるそうです。
「ゴミを放置しないことが"ポイ捨てしにくい環境"を作ることにも繋がる」と、クリーン活動の重要性について話す清水さん。
街が綺麗になると気持ちが良い!
実際にクリーン活動に参加してみて、清々しい気持ちで満たされたと同時に、誰かが日々の清掃をしてくれているおかげで、私たちが心地良く過ごせていることを改めて実感しました。
クリーン活動に参加されていたテナント従業員の方にも感想を伺うと、「清掃を終えた後はやっぱり気持ちが良いです!ゴミ拾いをしていると地域の方から『ご苦労様』と声をかけていただけることもあり、元気をもらえます!」と、ゴミ拾いを通じてご自身にも良い影響があったと語ってくれました。
治安との関連性は?
「割れ窓理論」を思うと、やはり清掃活動は治安維持の一助なのかなと考えても良いのではないでしょうか!
参考:割れ窓理論とは?まちを清掃すると犯罪率が下がる理由
https://www.alsok.co.jp/person/recommend/053/
推測の域を超えませんが、清潔な環境は地域の皆さまと一緒に創り上げている結晶なのかな、という気持ちが強くなりました。日常的に清潔な場所は、治安も維持される印象です。企業としての日常的な清掃活動も行う一方、一定の清潔さは来館される方や地域の方のご協力あってこそ、良い環境が生まれることは言うまでもありません。
集めたゴミを見て「ゴミを見かけたら適切に処理をしよう」という心がけが大切、と学びを得るとともに、感謝するだけでなく自分たちが率先して清潔を維持することが安全な環境を生み出す一歩だと学ぶ機会となりました!
これからも感謝の気持ちを忘れず、時々自分もまたクリーン活動に参加します!
参加されたみなさん、お疲れさまでした!
そしていつも本当にありがとうございます!!!
【イオンモール札幌発寒】
住所:北海道札幌市西区発寒8条12-1
電話番号:011-669-5515