ヴィレヴァンの人とひらがなポーカーやってみた
「ひらがなポーカーBOOK」(発行:Gakken)
こんにちは、ライターのちゃんヨコです!
先日、"遊べる本屋"でお馴染み、ヴィレッジヴァンガードの店内をうろついていたところ、とあるカードゲームを見つけました。
「ひらがなポーカー」
ざっくり言うと、ひらがなが書かれた5枚の手札の中で面白い言葉を作るゲームである。
すごく楽しそう。やってみたい。この商品をaruco読者の方に伝える使命を感じ取った。
また、そのまま店内を眺めていると、手描きのPOPと目が合った。
店内にはユーモア溢れるPOPの数々。ついつい読まずにはいられない。
「これを書いている人と『ひらがなポーカー』やれば面白いんじゃない?」
そう思いヴィレヴァンへ「ひらがなポーカー、一緒にやりませんか?」と誘ってみたところ、なんと店長自ら参戦してくださるとのこと!というわけで、やってみました!
ヴィレヴァンの店長。adidasの方ではないのであしからず。
今回のひらがなポーカー対決は、イオンモール札幌発寒SC事務所スタッフにもご協力いただき、4人で行いました!
(左から)ヴィレヴァン店長、イオンモール札幌発寒スタッフさん、編集長、ちゃんヨコ。
・ゲーム概要
ひらがなが1文字ずつ書かれたカードを使って5文字以内の言葉を作り、1番面白い言葉を作った人が勝ち。
1. まずは各プレイヤーにカードを5枚ずつ配ります。
手札は1人5枚。残りのカードは山札に。
2. 手札を並べ替えたり交換したりして言葉を作ります。カードは2回まで交換可能。
ひらがなの書かれたカードの他に、
どんな文字にも置き換えられる「〇」カードや、
笑を表す「w」カード、
共用で自由に使える透明カード(濁点・半濁点)もあります。※透明カードはひらがなカードの上に重ねて使い、手札の枚数にはカウントされない。
3. ポテチとコーラを用意しておく(任意)
ゲーム前日に"ポテチとコーラが必要だね"という声があり、きちんとセット。
編集長が買ってきたゲームのお供たち。ここだけ切り取ると、とても仕事には見えない。
・まずは練習!
「実在しそうなお笑い芸人の名前」というお題で練習することに。制限時間は3分!
―ゲームスタート!―
初対面の方といきなりゲーム対決するってなかなかシュールな状況。
「え、むずい・・・」
「ほんとに『てん』きったの?」
「うわー交換しなきゃ良かった」
ルール自体はシンプルなのにやってみると意外と難しい。違和感のない言葉を作るのでさえ大変なのに、お題に沿うことはもちろん、引き次第でどれを残すべきか皆目見当もつかない。
悩ましそうな表情を浮かべています。表情はご想像におまかせします。
あっという間に残り30秒・・・!時間が迫るとほんとにテンパる。
―タイムアップ!!!―
練習お題:実在しそうなお笑い芸人の名前
苦戦していた割にどれも「いそう感」がすごい。
「いるいるwwwww」
「M-1グランプリ出てそうですよね」
「松ちゃんに『おもろかったわー』って言われてそう!」
先程の悩ましい時間が嘘のように急激に盛り上がった。自分の回答でみんなが笑ってくれるのもうれしい。
「楽しい、もっとやりたい」
全員の目がそう言っているように感じた。
・いよいよ本番!
今回は独自にルールを加えてみました!
・制限時間は3分
・得点は自己申告制に対して全員で審議(各ゲーム50点満点)
・3回勝負で合計得点を競う(同点1位が出た場合は決勝戦を行う)
加えて、練習で得た心構えを勝手に用意してみた。
-ひらがなポーカーを楽しむための心構え-
その1:面白い言葉ができなくても諦めない!ネバーギブアップ!
その2:他の人の作品はポジティブな言葉でリアクションしよう!
その3:ポテチとコーラはあった方がいい!(他のお菓子・ドリンクでも代用可)
果たして誰が勝つのか・・・!?
■第1ラウンド:お題「今年の感想」
編集長が突然言い出したお題に、全員が引いていた。まさかそんな真剣なお題が出るとは思わなかった。とはいえ、先程の盛り上がりを思うと、何を言っても許されるだろうと全員笑いながら札をめくる。
―ゲームスタート!―
「もう優勝は無理そう・・・」と1戦目から諦めモードのAEON_Staffさん。
「手札全替えしても良いんですよ!」と言われ心が揺らぐ店長。
「交換しなければ良かった・・・」と絶望する筆者。
「僕、できました」と余裕な編集長。
―タイムアップ!!!―
編集長「・・・制限時間、1分延長しますか?」
笑いながらも頭を抱える一同を見兼ねて、編集長が助け舟を出したところ、食い気味に申し出が・・・。
他3人「お願いします!!!!」
というわけで、1分延長!面白い回答が期待できそうだ!サッカーワールドカップでも今大会はアディショナルタイムが長めに取られている中、延長1分は短いかも・・・。
というわけで、延長1分はあっという間に終わり、発表へ。
編集長
「今年35歳になり、アラフォーに突入したことで人生色々なことが・・・」
「ゆるせそす(許せそうです)」
一体この人は何をそんなに難しく生きているのだろうか・・・。とはいえ、許さないよりはるかに大人だとは思う。
ちゃんヨコ
「チョコプラ風に言い表したいと思います。」
※「どんだけ~」の言い方で読むのがポイント。
「とても早かったw」をIKK○さんのモノマネをするチョコプラ松尾さん風で実際に声強めに言ってみました。arucoを始めてもうすぐ1年近くになる私、本当に今年は早かった・・・みなさんはどうですか?
店長作
「ヴィレヴァンは雑貨屋じゃなくて・・・」
「本屋なんですw」
「遊べる本屋」なんです、本当は。本屋さんなんですよ、みなさん!まぁ、今は雑貨の方が多い気がしますが、ご愛嬌!
AEON_Staff作
「今年から一人暮らしを始めて家に誰もいないので・・・」
「やけに寝れ(ました)」
少々無理矢理感はあるものの「字足らず」と思えばまぁOKのレベルである。確かに、誰もいないとそりゃあ寝れるわ!
と、ここで一戦終了。
「あれ?私たち友達だよね?」
そんな感覚が芽生えた。たった15分くらいの交流で、プライベートの宅飲みを楽しんでいるかのような気分になっていたのだ。
自分たちの状況や気持ちを代弁するかのような奇跡の手札に爆笑し、温かい空気感の中、ひらがなポーカーは人の優しさ・楽しさを引き出してくれるゲームであると私は感じ取っていた。
・ところで"おもしろPOP"は誰が作っているの?
ゲーム中、ヴィレヴァン名物"おもしろPOP"について店長に聞いてみました。
店長「POPはスタッフ全員が自由に作っていて、すべてその人の感性とセンスに任せています!」
他のお店ではなかなか見ることのない、個性が光るPOP。
店長自身もこれまで数えきれないくらいのPOPを作ってきたそうだが、ユーモア溢れる回答や、ちょっとさすがにarucoで書けないようなプライベートの爆笑エピソードを話す姿は、もはやお笑い芸人の領域に近いとすら思えた・・・店長すご・・・。
ここからは、各ラウンドのMVP作品(筆者の独断と偏見で決定)をご紹介していきます。
■第2ラウンド:お題「実在しそうなゆるキャラの名前」
【MVP】AEON_Staffさん
本当は「えどたぬき」にしたかったが、「た」ではなく「て」を引いてしまったよう。でも「てぬき(狸)だ!てぬき(狸)だ!」ってちょっと江戸っ子感があるので総合力でMVP!
【佳作】その他のみなさん作
なんだろう。全体的にエセキャラ感がすごい。
■第3ラウンド:フリーテーマ
【MVP】店長
「喫煙者の気持ちを代弁します!!!」
喫煙者の切実な思いを完璧に表現出来る引きがすごい。このやさぐれた感じの言い回しがツボです!なお、編集長は最近、禁煙を始めたらしく「わかるわ~・・・」と共感していた。
【佳作】その他のみなさん
「らくさがせ」は編集長作・・・本当に言ってそう・・・。
・結果発表!
全3回戦を終え、1位を獲得したのは・・・
店長でした!!!!!
おもしろPOPを長年作り続けている店長の観点は鋭かった!
各ラウンドと合計の得点はこちら。店長以外は同列2位という結果に・・・!
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実際に遊んでみた結果、ひらがなポーカーはメチャメチャ楽しかった!
楽しいだけでなく、ゲームを通じてみなさんの人柄や生活習慣、意外な一面を垣間見ることができ、短い時間でグっと心の距離が近付きました(と、取材班は勝手に思っています!)。
初対面同士で遊んでも面白かったので、気心知れたメンバーだとさらに盛り上がること間違いなし!年末年始に家族や友人と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?
店長!また遊びましょうね!(仕事です、これは立派な仕事なんですarucoにとっては!)
入口に「遊べる本屋」って書いてます!
【ヴィレッジヴァンガード イオンモール札幌発寒】
住所:北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒3F
電話番号:011-669-6006
営業時間:9:00~21:00