STARBUCKS COFFEE


"並ばなくて済む"



注文・会計の待ち時間なしでスターバックスの商品を購入する方法がある。ご存知の方も多いかもしれないが、スマホアプリや公式Webサイトから商品を事前注文できるサービス「モバイルオーダー&ペイ」を使えば、それが可能なのだ。



待ち時間が減れば、減った時間を館内で有効活用出来る。aruco取材班は実際にイオンモール札幌発寒のスターバックスでモバイルオーダーを利用してみた。簡単に、その手順をスクリーンショットと共に紹介する。




1.注文方法を選択


「スタバ モバイルオーダー」で検索または下記URLからモバイルオーダーガイドページへアクセスし、注文方法(アプリ/Web版)を選択する。
https://www.starbucks.co.jp/mobileorder/guide/


MOBILE ORDER & PAY_ガイドページガイドページ。今回はアプリのダウンロード不要で使えるWeb版を選択した。



「オーダーを始める」ボタンを選択チュートリアルをスキップすると右の画面に遷移。「オーダーを始める」ボタンを選択。



2.デジタルスターバックスカードに入金


My Starbucks会員登録が完了したらカード発行に進むMy Starbucks会員登録が完了したらカード発行に進む。



必要事項を入力し、カード発行が完了したらオンライン入金に進む必要事項を入力し、カード発行が完了したらオンライン入金に進む。



入金額・支払方法を入力し、オンライン入金が完了入金額・支払方法を入力し、オンライン入金が完了。



3.利用店舗・利用方法・商品を選び、ニックネームを登録


商品を受け取るお店、利用方法(テイクアウトor店内飲食)、注文する商品を選ぶ商品を受け取るお店、利用方法(テイクアウトor店内飲食)、注文する商品を選ぶ。



商品選択。カスタマイズの有無が細かく設定できる。商品選択。カスタマイズの有無が細かく設定できる。



商品受取りの際に必要なニックネームは、利用方法選択画面から設定できる商品受取りの際に必要なニックネームは、利用方法選択画面から設定できる。



4.注文を確定


注文内容に間違いがないことを確認し、「利用規約に同意の上、決済する」ボタンを選択注文内容に間違いがないことを確認し、「利用規約に同意の上、決済する」ボタンを選択。



5.商品受取り


商品の準備ができたら、メールで通知される(アプリで注文した場合はPush通知)。


スターバックスコーヒー外観お店に到着。場所は1Fすずらん広場側エスカレーター横。



15時前後のピークタイムでも、注文から提供までの時間の目安は10~15分だそう(※あくまで目安です)。



モバイルオーダー専用の受け取り窓口


店内ドリンク受け取りカウンター横にモバイルオーダー専用の受け取り窓口がある。こちらでニックネームもしくは受け取り番号を伝えると商品を受け取れる。



注文した商品が提供された先程設定したニックネーム「aruco4649」をバリスタに伝えると、注文した商品が提供された。



とてもスムーズに商品が受け取れた。使い方さえ覚えてしまえばその後は並ぶストレスを感じることなくスターバックスの商品が買える・・・めちゃくちゃ便利だった。初回登録さえ済ませてしまえば、他のスターバックスでも利用出来るので、ぜひ活用して欲しい。



【店長インタビュー】


商品を受け取った後、モバイルオーダーの利用実態について店長にお話を伺った。



店長「当店では、20代~70代まで幅広い層の方がモバイルオーダーを利用していて、ご年配の方などやり方がわからないという方には、私が注文をお手伝いさせていただくこともあります。」


休日にもスターバックスに行くほどスターバックス愛に溢れた店長休日にもスターバックスに行くほどスターバックス愛に溢れた店長。仕事への情熱がその表情からひしひしと伝わってくる。



店内で席に座りながらゆっくりオーダーすることができるので、ご年配の方やお子様を抱っこしながら来られるお客様にも気軽にお店を利用していただけるようになったという。これまで多くのお客様がスターバックスで「不便さを感じているのは待ち時間である」と声を頂いていました。


その中でもレジで注文するまでの待ち時間を少しでも解消できないかと考えていたところにご用意できたのがモバイルオーダーです。


受け取り時間の目安が分かることで時間を有効活用できるのがモバイルオーダーのメリットですが、当店では買い物で荷物が多かったり、子連れで落ち着いて注文できなかったりと、店内の席に着席して注文する方、モールで買い物しながらと私たちが考えていた以上に使いこなしてくださっているお客様もいらっしゃいます。


モバイルオーダーを使って来店しやすくなれば、お店側としてもうれしいと店長は話す。



ところで今回、取材班Aは「ホイップクリーム多め」「チョコレートチップ多め」などカスタム設定をさせていただいたが、スターバックス上級者の中にはカスタマイズを駆使して呪文のように長いオーダーをする方もいるのだそう。そんなメニュー表にも載っていない呪文オーダーについて聞いてみた。


取材班Aが注文したドリンク取材班Aが注文したドリンク。ラベルにカスタマイズ内容が記載されているが、オーダーによってはラベルに書ききれない場合もあるそうだ。



取材班A「スタッフの皆さんは、呪文と呼ばれるような長いドリンク名も自然と覚えられるものなんですか?」



店長「働く前からスタバが好きなスタッフが多いので元々知っているという場合もありますし、"パートナードリンク"といって休憩時間に好きなドリンクをいただける制度があるので、色んなカスタムにチャレンジしながら覚えていってくれてますね。」



自由度の高いカスタマイズができるのも、スタッフの方の絶え間ない努力があってこそ。この日のために難易度の高そうな呪文オーダーを仕込んできたという取材班Aは、"ちゃんと通じるのかチャレンジしたい"と、20年以上スターバックスで働く店長を相手に呪文を唱え始めた。



取材班A「トールキャラメルスチーマーウィズモカシロップウィズエクストラホイップクリーム・・・これはオーダー可能ですか?



店長「余裕です。序の口ですね(笑)」


「もっとすごいオーダーが来ると思ってました」と笑いが止まらない店長「もっとすごいオーダーが来ると思ってました」と笑いが止まらない店長。



傍で聞いていた筆者はポカンとしてしまったが、店長の頭にはちゃんとドリンクの完成図が浮かんでいたようだ。こんな長い呪文、ハリーなんとかという某ファンタジー映画でも出てこないのに・・・店長のプロ意識の高さが感じられた一幕だった。



続けて店長にバリスタとして一番得意なことを伺ってみると、意外な答えが返ってきた。



店長「お客様とひたすら喋ることです!」



「ドリップのテクニックが・・・」的な答えが返ってくると想像していたが、店長にとってはそうした技術の高さは当たり前のことであり、その上で接客に何よりも情熱を注いでいるのだという。シアトルのスターバックスのように、スタッフとお客様が気軽に名前を呼び合って挨拶を交わせるような地元に愛されるお店を目指したいと熱く語ってくれた。



取材を終えてそのままオーダーした商品を楽しみながらふと思ったのだが、スターバックスにはいろんな思いが詰まっているなぁと感じた。はじめてのデートや、落ち込んだ帰り道、楽しい会話が弾んだ瞬間等々、誰かにとって記憶に残る場所のひとつがこの場所となり、お店を後にする際に笑顔になっている。いろんな荷物を少し下ろして、芳しいコーヒーの香りに包まれながら過ごす時間。いい香りは、いい記憶を呼び起こしてくれるものだ。そんな場所、素敵じゃないですか?



MOBILE ORDER & PAYのおすすめ店内看板今日もお店でご来店をお待ちしています。



ちなみに、イオンモール札幌発寒では5月からデリバリーサービスの「Wolt」「出前館」が始まった。対象店舗にはスターバックスも含まれており、近隣の方は自宅で注文する選択肢もあるので是非覚えておいてほしい(参考記事:発寒でWoltと出前館が始まったのでデリバリーしてみた)。




【スターバックス イオンモール札幌発寒店】
住所:北海道札幌市西区発寒8条12-1 イオンモール札幌発寒1F
電話番号:011-669-5434
営業時間:9:00~21:00